見上げた窓に人の気配がある
閑静な住宅地のその家の住人は
そこで何かいい構想を巡らせている
落ち着いて仕事に取り組めること
私が長年ずっと求めて来たものが
ここにある
親は景色の中に我が子の気配を感じ
無言の幸せを噛みしめる
私は親ではない
子であるだけだ
駅に向かって歩くと
窓の中で
人影が動いた
振り向いて
我が事は前を向かねばと悟って
窓越しのシルエット、微かに動くカーテン、
返信削除明かりが点部屋には、あなたには知り得ないストーリーがあるのでしょう。
優しい眼差しのあのひとは、ふと、立ち止まる場面で何度も夢を確認するあなたの気配を見守ってくれてますね。