2012年12月21日金曜日

20121222

親切そうな男の人が
お金の振込先を教えてくれる
そしてお待たせしたら悪いからと
預かり証を用意して
あとは自分がやるから
もう帰っていいという

小雪が昼下がりの郊外の街の
ビルの谷間に舞い降りる

駅ビルにはちょっと値段が高めの
この国の何処に行ってもある
安心感のあるお店が連なり
客を誘い込んでいる

親切そうな男の人は
預かり証を渡して
さあお帰りくださいと
笑顔で挨拶する

本社は彼の人柄とは関係なく
別のものと繋がっていて
人々の間に根を張って
養分を取り入れている

ニュースでは
戦地で死んで行った
ジャーナリストの特集が流されている
昨日は傭兵のアルバイトの暴露話の番組が流されたばかりだ

グラッとまた震度3の地震

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2012年12月22日 0:17

    猛スピードで近代化している都会の底で、隠れた闇が蔓延って、人の良心までも脅かしていくよう。 目まぐるしく変わっていくためにどれだけの不条理なことが土台にされてるんでしょうか。。
    戦場のジャーナリストは命にかえてまでも戦場の不条理を訴え続けてくれている。でも繰り返し訴えなければ人の記憶からすぐに無くなってしまう。
    不条理と言う言葉が消えるまで、多くの犠牲がしいられるのはとても悲しく、心のやりばがないです。

    返信削除