2010年12月13日月曜日

端っこの星

細長い部屋の端っこで
詩をかいている
ずっと端っこにいるのは
僕の好み

だからなのか
端っこが好きな人が好き
端っこを分かち合い
端っこでおしゃべりするのが
いい

真ん中で輝く星は
憧れの一等星
ぼくは端っこのやっと見えている星が好き
名前さえわからない

小さな星がなければ
きっと宇宙はもっと寂しい
大きな星が幾つ寄り集まっても
闇に消えゆく小さな星の
その沈黙に
敵わない

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2012年12月26日 2:32

    おおきな星は、孤独でほんとは寂しいんです。

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