みちるのブログ
コーヒーを飲みに行こう。僕はうつ病なんだから元気なふりはしない。いきなり、詩を始めないでよとあの人が言う。だから僕は段々と、さりげなく、気づかれないように、詩を始めよう。
木の葉が横切った
あいさつもなしに
乾いた音を残して
あれ? ひょっとして
それがあいさつ?
コノハ 木の葉
木の葉 コノハ
大事な人が いなくなって
向こうの植え込みに
消えていった
なにか相談でも
しているのか
この季節を横切って行く私の相手は
できないね
私は湿った人間だから
自分勝手な「言葉」というものを
もっているから