2010年9月18日土曜日

終わりへ

たき火のにおいがした
雲と煙は友だちなのだろうか
あるいは霊はどうなのだろう

盆地に夕焼けが落ちていく
灯りの数が増えていく
互いにシーソーをしているのだろうか

高地から低地へ
都市から田舎へ移動する
海は今も凪いでいないだろうか

沈黙をすることが
美しい人を引きつけることがあるだろうか
傷つけるよりも多く

電車が線路をならして走っている
その重さに何が含まれているのだろう
まさか過去の駅で乗せた重い荷物も?

この詩も終わりに近づいて
僕のブログへ旅立とうとしている
終わりは旅立ちの合図なのか

1 件のコメント:

  1. 終わりは、始まり。
    終わらないものはない。
    変らないものはない。
    変わることを恐れたり、なげくより
    変化を受け入れる。
    そんな、メッセージをもらったきがしますす。

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