2011年7月1日金曜日

いくらあってもたりないコンセント

ミツマタコンセントが便利なあまり
家中がミツマタコンセントで溢れてしまった

コンセントがこんなにも必要になったのは
人の欲望が増えたからなのだろうか

世界中が差し込む穴と
差し込むものでいっぱいだ

最近やってきた
ミツマタコンセントは
USBの差し込み口がある
その先には
スマホや携帯プレイヤーが繋がれるのだ
それからタイマーのついたもの
雷ガードのついたもの
スイッチがついたものもやってきた
これらはミツマタを通り越して
ヤツマタだったりする
いらない高周波ノイズをカットするものも現れた

私は彼女と
どうにか綺麗に収まりがつかないかと相談しようとして
苦笑いしてやめた

彼女が 私ひとりを愛してくれているのか
それを訊いてみたい衝動に襲われてしまったからだ

私もいろんなところで充電をしていることを
彼女は知っているだろうし・・・





オール電化がいいという人は見かけなくなってしまいました。友人の実家は岩手の山奥で、電気も水道も地震で止まったのですが、かまどと井戸を使う生活だったので、あまり不便がなかったと言っていました。しかも黒電話は家の電源が落ちても繋がったそうです。そして昨日、その町の周辺地域が世界遺産に登録されることが決まりました。
便利と引き換えに私たちは何を失っているのでしょう。自由な恋愛や奔放な人生は、一見羨ましいのですが、羨ましいことばかりではありません。あなたは、自分に、どんな自分をみせてあげたいですか。

1 件のコメント:

  1. マツザキヨシユキ2011年7月4日 3:33

    傷つくことを恐れてきた自分に、最近、傷つくことを恐れるなと言い聞かせています。居心地の良さをいつもいつも求めているのは間違いだよ、と自分にいっています。

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