2011年6月30日木曜日

三人の男

1

きのうあなたは
三人の男と会った

一人は一緒に住んでいる男
一人は一緒に旅に行く男
もう一人は一緒に泣いてくれる男

どの男が
一番必要なのかは
問題ではない
どの男も必要だから

あなたは
自分の幸福を願う


2

あしたもあなたは
三人の男と会うだろう
一人は昨晩から隣で寝ていた男
一人はあなたに何かを教えようとする男
もう一人はあなたにつきまとう男

どの男が
必要なのかは
問題ではない
どの男も必要だから

そして
どの男も
本当は不要だから





猫派と犬派とがあるようですか、あなたはどちらですか。どうも多くの男は猫のほうがすきなようです。自分が犬だからでしょうか。猫に気ままで自由な姿を投影するのでしょうか。しかし猫の立場も楽なものではありません。時に孤独を感じるからです。自分のわがままな姿勢に恐怖を感じても、だれにも分かってもらえないと思うからです。

4 件のコメント:

  1. 私も猫派です。多分、生まれたときから傍らにいたからだと思います。
    猫が喉をゴロゴロと鳴らす音が、子守唄代わり。

    わがままで素知らぬ態度をとる反面、甘えてくるときの可愛さと言ったらありません。そのツンデレぶりが一番の魅力です。

    マツザキさんは、猫の気持ちが分かるのですね?

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  2. マツザキヨシユキ2011年7月1日 3:52

    私が生まれる前、家には『空海』と名付けられたネコがいたそうです。いつのまにかいなくなってしまったと言っていましたが、本当は、ある日、帰って来なかった。次の日以降もそのまま、帰って来なかった、ということでしょう。
    この名前が、気になります。ずいぶん偉そうな名前です。そのネコを飼うなんて、なんて不遜なのでしょう。
    私には、空海なんていう名前を付けることはできません。
    私が生まれ、七年後に妹が生まれ、それから十数年がたったとき、妹がネコをもらってきました。名前はジェラーヌ
    ・レネ。
    日本語が通じない気位の高いネコでした。

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  3. 長いコメント、どうもありがとうございます。
    猫も家出をするんですよ。私が小さい頃、帰って来ないと思ったら、ちゃっかり近所の家に飼われていた猫もいました(苦笑)

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  4. マツザキヨシユキ2011年7月3日 1:11

    Pollyさん
    ちやっかりしたネコ、なんかお調子者の人間が入っていそうですね。

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