さっきまで猫を撫でていた手のひらが
あなたの胸の上を這い回り
背中を滑降する
暑さのせいで
汗をかいている肌は
もっと汗をかきたいとおもっている
それはいつもの癖
そうして
ハーフタイムだけで引き分けになる
ゲームが終わり
思いっきり体に風を受け入れるとき
あなたは遠くに懐かしい人の声を聴いて
密かに安心している
私もそうだ
そしてそれはいつものことだ
そして
おたがいには口にしないことも
私たちは
人目をしのんで
この家に隠れている
美しい一対の男女を演じて
楽屋に住む
秘め事に埋め尽くされそうな日常が
私たちの自慢なのだ
・・・最初の方、何かエッチですね。。
返信削除秘め事、普段の生活では使わない言葉です。
本当に自慢したいことは人には言えない。でもいいたい。そういう場合は『創作』として詩にして発表するのがいいですよ。
返信削除この『自慢』の主人公は、私のことではありませんが。