あなたの美しい瞳は
砂埃の中でも濁ることがない
指は擦れてもまた艶をとりもどす
つらいことがあっても
あなたの笑い声が消えることはない
寒さが包みこむ厳しい冬に
あなたを守っているバリアは
あなた自身が作ったものだ
寂しい時間が奏でた音色が
あなたの耳の奥で鳴り続けても
心臓の鼓動が高まったとき
あなたは楽し気な音楽を聴いている
あなたの家の屋根に
月の光が降り注ぎ
光のカーテンが揺れながら覆う
あなたは知らないかも知れない
わたしはそれを見ている
あなたの部屋の中で
優しい夢が寄り添って
あなたは子どものような寝顔で
甘えている
この世界は
あなたのためにある
人への賛辞、励まし、嬉しい言葉は、いろいろありますが、こういう愛情があるのかと、目からウロコの感じがしました。
返信削除詩人のみる世界をちょっと理解した気がします。