たすけてください というこえも
もう ききとれない
ほしのひかりが じめんにあたるときの わずかな おとよりも
ちいさくなってしまったから
あとは まぶたを いっしょうけんめいに あけて
ゆびさきを さしだして
あのひとに つたえるしかない
まだ おとなになったばかりなのに
からだがしびれ いきがくるしい
くびすじには
ははの ての やさしいかんしょくが
まだ のこっている
かがみのまえにたつと
わたしは つよいめをして みらいをゆめみていた
はしりだせば
だれもおいつけなかった
くつひもをむすび
かばんをもって
まいあさ でかけた
でんしゃの わっかに つかまって
いやほんからきこえる おんがくにききほてれていた
それが いま
わたしは
じめんに はうように よりそって
じぶんの しんぞうのこどうも いたみとしてしか かんじられない
なにかが わたしを とりのぞこうとしている
まけたくない
という ふとでた ことばが わたしに まけをおもいしらせた
たすけてください
と いってみた
じぶんにもきこえないよ と
つっこみをいれた
だいじょうぶ。
返信削除まけても、つぎに、かてばいい。
わたしは、いつもあなたをたすけるよ。
共感できる友だちがいない人は、生きて行くことがとてつもない試練になりますよね。未来に希望を持つために、詩がその友だちになれれば、とねがいます。
返信削除痛みも辛さも永遠ではないですよ。
返信削除世の中にホントは勝ち負けなんかないから
過ぎてしまったこと上手く忘れてしまえば
助けなんていらないはずです。
あなた自身が永遠な存在ということを忘れないでね。