2011年3月28日月曜日

新聞記事より

原発20キロ圏内、捜索進まず…1657人不明
読売新聞3月27日 21時13分配信
 
福島県大熊町や双葉町などの県警双葉署管内では、今も1657人が行方不明のままで、遺体は12体しか発見されていない。
同県警は「原発の20キロ圏内に遺体が何千体残されているか、わからない」としている。

1 件のコメント:

  1. これは去年の新聞記事ですが、当局は生存者の救出活動を殆どやらぬまま、そのこと自体はどのマスコミもほとんど報道せず、この読売新聞の報道が初めて。しかも『同県警は「原発の20キロ圏内に遺体が何千体残されているか、わからない」としている』と締めくくる始末。何人生存者がいて、見捨てられたのかの方が大事なことのはず。
    東電の賠償問題が喧伝されるが、原発事故により長らく救助活動をできなかった地域があることは、ほとんど取り上げられていない。マスコミも立入禁止の通達に従い立ち入らなかったためか、自らを恥じて報道できないのだろう。
    最近やっと「見捨てられた人の家族」の声が放送され始めたが、それでもまだ十分とは言えない。救助を待っていた立ち入り禁止地区の人々、その家族は、どんな気持ちだっただろう。

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