睡眠障害になりたくなかったので
気にしないことにした
朝と夜がどう過ぎようと
眠気や気だるさがいつ襲って来ようと
僕とは無関係
ということにした
毎日同じ夢も見るし
さまざまなバリエーションの怖い夢も見るので
それに
起きていても厄介な妄想や気分の抑揚が激しいので
僕は無関係
ということにした
僕のことは僕には無関係
僕は日記にそう記し
関係ない僕に時々日記を書かせた
詩を担当している僕は
僕を現実の社会に連れ出そうとする
しかし無関係な僕はそれを夢の中のこととして始末しようとする
僕は怒り僕を問いただす
しかし僕は答えず
反対に質問をしてくるありさま
僕は途方に暮れてあきらめる
僕は何を思い何をしようとしているのか
僕はだれに頼まれて僕を運営しているのか
そうして
疑問は置き去りにして
時間が流れたり逆流したりして転がっていく
時計が転がっているのではなく
中身の針やら数字やらがまわっているだけなのだ
きっとそうなのだ
僕の中にも、僕がいます。
返信削除なかなかやっかいです。
思うようにならない。
よく僕も、関係ないことにしたり、
知らなかったり、なかったことにしたりします。
でも、いつも、僕にかえってきます。
やっかいです。
でも、僕だけじゃなく、こうやって作品になっていると
安心するしますね。