2012年4月12日木曜日

身代わりにぼくが死んでも

身代わりにぼくが死んでも
あなたには分からない

ぼくはただ身代わりになって
ひとりで勝手に死ぬだけだから

この命は軽いから
世界のバランスは変わらない

一雨降れば
いつもと同じ空を見上げられる

ぼくは軽いものに憧れていた
みんながダイエットするように
ぼくは命を燃やしてしまおう
すっきりして気持ちいいだろう

だから身代わりにぼくが死んでも
ぼくは幸せなのだ

周りの人は
風に舞うぼくを
手のひらをかざして
受け止めようと戯れる

もう
日差しは夏の予感をのせて
汗ばむほどに強いのだ

3 件のコメント:

  1. カワイ テル2012年4月13日 1:47

    「『身代わりにぼくが死んでも』とか言っちゃてる人



    『身代わりにぼくが死んでも』と言っている人は
    自分が死んでも、わからないと思っている。

    勝手に自分の命が軽いと思っていて、
    『身代わりにぼくが死んでも』と言っている人をとっても愛している人の心を踏みにじっても、
    自分の方が不幸だと思い込んでいる。


    『身代わりにぼくが死んでも』と言っている人をとっても愛している人は、
    『身代わりにぼくが死んでも』と言っている人が死んで
    「だから身代わりにぼくが死んでもぼくは幸せなのだ」
    と言っているので、
    生きながら地獄の苦しみを味わう。

    『身代わりにぼくが死んでも』と言っている人は、とってもわがままで愛すべき人だ。

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  2. 桜の花びらは誰かの身代わりに死ぬのですか?
    そうだとしたら、初めて気づきました。
    そういえば、助けられたことがあったような気もしてきます。

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  3. 桜だけではありませんが、花びらにはその美しさとは裏腹に儚さがつきまといますね。なぜでしょう。そんなことを考えていたら、身代わり、という言葉が出てきました。そこで、花びらに尋ねてみたくなりました。どんな気持ちなのか、と。

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