2012年2月1日水曜日

薄暗い部屋の窓から 2

どこまでも遠く続いている
青い海を見るたびに
その中にさらさらと溶けいってしまいたいと思った

風があのこたちの胸のリボンを旗めかせ
かすかな花の香りを運んでくるたびに
二度と帰らない旅にでてしまいたいと思った

星がいつもより
綺麗に見えた夜
誰かが私と同じ気持ちでいることが信じられたから
もう生きてきた目的は達成されたと思った

雪は夜の間にいつの間にかやみ
時代遅れの木の窓枠を不器用に化粧している

引き出しの中のパウダーは
彼と友だち
私は
その出会いのために
窓を開ける必要がある

1 件のコメント:

  1. そう、窓を開けてみて。
    少しでいいよ。
    嫌いな人は入れなくていい。無視してていいから。

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