ひまわりが咲いていたから
あれは
夏だったのだろう
青空の向こうから
一人の若い女がやってきた
私の前で微笑むと
声も立てずに
走っていった
私は
追いかけるしか選択肢がなかった
それから
雲が流れる空を眺めながら
草むらに寝転んで
耳許に草の葉擦れの音を聞きながら
私たちは時間が経過するのも忘れて
永い間お喋りをした
疲れて眠る子どものように
そのシーンが回転しながら飛び立っていくのを
草むらを包み込む地上から眺めていた
青い空は夕焼を映し
ひまわりはうなだれて
自らの目的を失っていた
季節外れの詩もいいですね^^
返信削除大好きな夏・・・眩しくて新鮮です。
私は自分を見つめ過ぎて、
大切な人の気持ちが見えなくなっていました。
気をつけましょう。。(苦笑)
実りの秋がやってきますね。
返信削除ひまわりさん、身代わりに、目的を、見失ってください。
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