初めて会ったばかりのあいつと
喧嘩がはじまりそうだ
コテンパンにしてやりたい
ぐうの音もでないほどに
間合いなど取らず
事情などお構いなしに
いますぐにやっつけたい
何かを言おうとしたら
間髪入れずに口を塞いで
そのまま倒してやるつもりだ
なんという挑発的な眼つきだ
こちらも負けじと睨み返すが
眼力に押されてしまう
まだ刃を交えてないというのに
汗が出てくる
もんどり打って知能作戦へ!
気持ちを萎えさせる一打を
打ち出す
駄目だ
繰り返し攻めても
利いているか
確かめられそうもない
何かいい手はないのか
いっそ味方に引き入れて仕舞ってはどうか
愛で包んだふりをして
泳がしてみては
いつかこの世を去るまで
味方を演じきる
いつもそばにいて
愛の台詞をささやく
寄り添って
監視する
そしてやがて死が訪れ
もう睨み合うこともできなくなった時
木の箱に閉じ込めて焼いてしまうのだ
火の中にくべて
骨だけを残して
きれいに燃え尽きるまで
いや
私の中に
燃え尽きた闘志も残して
「初めて会ったばかりのあいつと
返信削除喧嘩が始まりそうだ」
一目惚れの予感!
「何かいい手はないか」
結婚しちゃえ!
「味方を演じる」
え? ひどい男?
でも
「きれいに燃え尽きるまで」
とは。
こんな伴侶なら一生だまされてもいいかな?
あっ!
返信削除少し変わったね。この詩。
‘死が訪れるまで’ か。
松崎さん、
長生きしなくちゃだねッ^-^!
いいな。
わたしの最期の日
傍に誰かいるのかなぁ、、
って、
つい考えたよ^-^;