2012年2月21日火曜日

私はあなたを愛していると思った

愛していると思っていたら
いつの間にか冷めていた
だが
カフェのカウンターで
コーヒーを飲んでいたら
また
愛していた

愛している感情に溺れて
白いシーツのベッドから
木の床に降りた
降りてから
部屋を歩き回っていると
余計に愛していると
思えてきたが
あなたからのメールを受け取り
きょう会えるかも知れないということになったら
愛は冷めてきた

風の吹く街を
仕事がうまく回らないと
ふてくされて歩いていたら
あなたが
自分の同志のように思えてきて
一緒に勇気を出すんだと
信じられることが分かった

あなたは
待っているという
さっきまで
こちらが待っていたのだ
あなたは
自分の好きな場所で待っている

好きな場所で待つとは 
素晴らしいことだ
私はあなたを愛していると
思った

3 件のコメント:

  1. 気持ちは移ろいやすいものですね。

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  2. そうかぁ。
    いつも、私が待っているのに、いつのまにか待たれているのは
    こういうことかぁ。

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  3. 素敵な詩。
    もっと愛してほしい。

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