未来創作
みちるのブログ
2012年2月25日土曜日
絶望の谷で
首をくくろうか
と 君は言いかけて
その言葉をのみこんだ
振り向いた顔が
あまりにも寂しげで
もうこれ以上どうにもならないと
悟ったから
ビルの谷間には
絶望が溜まっていた
おまけに
冷たいビル風が
埃を舞い上げて吹き荒れていた
私たちは
後ずさりしないでいるのが
やっとだった
首をくくろうか
と 言いかけて
君が 発した言葉は
たかを
くくろうか
私たちは
か弱い
一歩を踏み出すだけだった
1 件のコメント:
Polly
2012年2月26日 2:21
『階段のうた~season4~』が懐かしいです。
くくったものが、首ではなく「たか」で、安心しました^^
か弱い一歩が、後で思えば、偉大な一歩でありますように。
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『階段のうた~season4~』が懐かしいです。
返信削除くくったものが、首ではなく「たか」で、安心しました^^
か弱い一歩が、後で思えば、偉大な一歩でありますように。