2011年6月29日水曜日

思い出の焚き火

きみがなにをしようと
ぼくはここにいる
きみが無視し続けても
待っている

誰かが訪ねてきても
隠れている
足りないものは
買ってきてあげる

忘れられても
大丈夫
思い出したら
ちゃんと居るから

雨の降る日はカッパ着て
日照りの夏は帽子をかぶり
嵐の夜はロウソク用意して
きみを待っている

きみがいない日は
多少寛いで
バッテリーを充電して
備えている

ぼくはきみが好きだから
好きな限りは待っている
花屋があれば花束を買い
きみの思い出で焚き火しながら



人の思いって炎のようではないですか。いつまでも燃え尽きない思いは、無限に続くようです。きっと再生可能エネルギーが使われているのでしょう。もんじゅは止まっていますが、私たちは、いつでも思いを動かし始めることができます。

4 件のコメント:

  1. 優しさを感じる詩ですね。
    特に、第3連と第5連が好きです。

    出来る限り、再生可能エネルギーを使って、燃やし続けていきたいです。

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  2. たしかに! 人の思いって、不思議ですね。
    どんなにお腹が、すいてても、好きな人のことを考えると、胸がつまり、
    好きな人のことなら、無限のパワーをだせるような。

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  3. 大阪のうけちゃん2011年6月30日 22:48

    炎は、オリンピックの聖火のように、
    受け継がれて燃え続けるのでしょうか

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  4. マツザキヨシユキ2011年7月1日 1:05

    大阪のうけちゃんさんへ
    そういうコトもあるかもしれませんね(笑)
    でも、あれも、思い出の焚き火の一種です。確かに。へへ。

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