中途半端なサイズの私たち
中途半端に生きなければならない
原子核から宇宙の果てに伸びる
中途半端な幅の道を
中途半端な気分で進むだけ
中途半端な帽子を被った男と女は
相手のことを正反対だと思っているが二人とも同じ人間
優しさと残酷さの間を揺れてみても
中途半端に収まるだけ
中途半端な情熱を抱えて
中途半端な坂を上る
中途半端な坂を下る
中途半端な目的地
中途半端な時期に知り合った
異性の友だち
いつも中途半端に
開けっぱなしのドアを
ゆるりと通り抜けて
中途半端な欲望を
陰干ししにいこう
曇り空に
太陽が隠れている
中途半端な影法師が
一帯に
うようよあふれかえっている
中途半端はちょうどいい
返信削除欲望丸出しうざったい
やる気ないのも嫌われる
優しいばかりじゃ守れない
強いだけでも生きられない
中途半端でちっちゃい僕
だから必死になれるのか
女「今は中途半端な時期ですか?」
返信削除男「はい。」
女「実は、私もです。」
男「え?あなたも?」
女「はい。この道が何処へ続いているのかさえ分かりません。」
男「僕も、目的地が定まりません。」
女「じゃあ、私たち中途半端同士ですね。」
男「・・・」
女「あ、そういう意味じゃ・・・(汗)」
なんだか、詩を書きたい気分を誘発したようですね。嬉しいです。
返信削除中途半端って、みんな抱えている共通の悩みかもしれません。と思います。