2011年6月3日金曜日

白い肌

トンチンカンなことばかり
当の本人大真面目
いつもあたふたしてるけど
ある蓋どれも開けたまま
恋もするけど嫌われて
いることさえも気がつかず

トボトボ帰る狭い道
シャワーの匂い色っぽい
傘のある日は雨降らず
貸したものみな返らない
陰口悪口おだてられ
いい気になって落ち込む日

お金を払い店を出て
割り勘のはず切り出せず
綿のある場所スカスカで
上でベッドの軋む音
煙がいつも寄ってくる
閉めても閉めても開けられて

ある蓋どれも閉まらない
温め足らず食べられず
賞味期限は五年前
仏の顔も霞む目で
見るもの君の白い肌

3 件のコメント:

  1. クスッと笑ってしまいました。
    リズムが良く、面白い詩ですね。
    続きが読みたくなりました^^

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  2. マツザキヨシユキ2011年6月4日 22:45

    Pollyさんへ
    ありがとう。続きを書くのは難しそうだけど、頑張ってみます。雰囲気や使って欲しいことばなど、リクエストがあれば、お知らせください。

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  3. 失敗しながらも、少しずつ良い方向に向かっていくような詩は、いかがですか?
    季節感を取り入れながら。

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