2011年6月27日月曜日

未来のイメージ

未来の話をしませんか
と あなたがやってきた
梅雨の晴れ間の日曜日

私たちに未来はあるの?
少し意地悪だけど
きいてみた

あなたはそれには答えずに
滴のついた古びた窓から
外の木々を見やった

私には
未来は
陽の光と一緒に差し込んで来るもののように思えた

子どものころ
将来を心配し希望を語ろうとしない大人たちの傍らで
私は空を見上げ
木々は急き立てられる私の心を
なだめていた

2 件のコメント:

  1. 私たちの未来?
    ありますよ。明るいとは限らないけれど、
    暗いだけでもない、未来。

    時折、梅雨の晴れ間のような青空に、
    心奪われる、未来。

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  2. マツザキヨシユキ2011年6月29日 12:37

    将来と未来の区別もつかないまま…
    という陽水の歌詞がありますが、
    未来は悠然と私たちを待ち構えている気がします。
    しかもさりげなく。
    未来のことを考えることは、自分に対するラブコールのようにも思えてきます。

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