2011年5月26日木曜日

ベッドから落ちながら

ベッドから落ちながら
考えた
あの人は私にとって
私はあの人にとって
何なんだろう

男と女の関係であるべきなのか
親友のようなものでいるべきなのか
足りないものを補う補完関係なのだろうか
それとも名付けることのできない
ややこしい関係なのだろうか
どうあるべきか
ベッドから落ちながら
フローリングの床に近づきつつ
私は突然悟った

そして
床に強く額がたたきつけられた
目が覚めると同時に
目覚まし時計が鳴り
誰かが玄関をノックした

3 件のコメント:

  1. こうして、朝が始まったのですね。(額、痛そう。。)
    結局、どんな風に悟ったのでしょう?
    関係は、「あの人」と作っていくものだと思いますが・・・。

    「名付けることのできない、ややこしい関係」いいですね^^

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  2. トントントン
    誰ですか?
    私です。

    兄弟みたいな、親子みたいな、親友みたいな、ライバルみたいな、運命共同体のような恋人の私です。

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  3. マツザキヨシユキ2011年5月27日 1:53

    フローリングに額をぶつけた瞬間に、すべて忘れてしまったのです。でも、たぶん、人との縁というのは、人智の及ばない部分が大きく影響するのでしょうね。

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