2011年5月17日火曜日

setsunaの前奏曲

あなたはわたしと
遊ぶだけ
刹那の哀しみを
見にゆくために

あなたは
わたしといても
幸せになれない
積み重ねることはできても
それはいつか踏み台になるだけ

とび箱の前で
息を整える暇もなく
まっしぐらに
挑んでいったけど
とんだ後の世界は向こう側
別の人が
待っている

あなたは
初めから気づいていたでしょう

わたしと見る
一風変わった
ドラマチックな景色は
あなたが幸せになるための
前奏曲
わたしにとっては
クライマックスであることを

出会った時
砂浜で
波は大きく波打ち白い泡を巻いて
反対した

3 件のコメント:

  1. 何故、こんなに切ない詩が書けるのでしょう・・・?
    もらい泣きしそうです。。

    返信削除
  2. AKIRA2011年5月18日 0:53

    そうなのか。
    波は知っていたのか、
    波が知っていることを、わたしは知っていたのか。
    でも、波が間違えてるかもよ。

    返信削除
  3. 切実な状況にこそ、冷静であるべきなのに、なかなかそうは行きません。
    達観すると、物事は無味乾燥になってしまいます。
    恋は冷静さを失わせてくれるものであるから、私たちを魅了するのでしょう。なんつって。

    返信削除