2011年4月18日月曜日

マレーシアの風に吹かれて

マレーシアの風に吹かれて
新しい高層ビル群を見渡して

沈んで行くのは
夕日ではなく
私たちのほうだ

つぶやいいてみる

邪気を払うようだ、な

そう思ってみる

いつも自分が生きていると思っている街から
関係ないと思っていた街へ
マイルを使って
きてみると

そこにあったのは
自分の記憶していたものばかりだった

懐かしい、の、かな

そう思ってみる

高層ビルから
古い家が並ぶこの道まで
すべり台を設置して
来られないかな

楽しいだろうな
子供よりも
大人には

ボウリングの玉を
高層ビル群に向けて
なげるのもいいな

辺りから聴こえる歌を
応援代わりにして

東京よ
何か忘れていないかい

わたしは
マレーシアの風に吹かれて
ちょっと気分がいい

マレーシアの風、なんて
大雑把ないいかただが
これでいい、のだ

そう思ってみる

4 件のコメント:

  1. すべてが輝くここは、わたしの命も、誰かの命も境があいまいな、きが、する。
    これが、心地よい。
    そう、思ってみる。

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  2. AKIRAさんへさすが! 「そう思ってみる」というのがこの詩の中で流行らせたい言葉だったんです。
    クアラルンプールに行きたくて書きました。本当は行ったことがない。ASEAN各国をさまよってみたいと思っています。

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  3. 私もまた行きたい マレーシア

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  4. たにけんさんへ
    いろんな国がごちゃごちゃ繋がっている感じが謎とワンダーの巣窟みたいで憧れます。

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