わたしはいなくてもいいひと
いないほうがいいひと
ひつようとしてくれているひともいるが
きらっているひともいる
かみさまにいかされているが
また
かみさまにみすてられてもいる
いきているめんどうが
つみかさなる
とうひしたいおもいが
ながれこんできて
こきゅうができなくなる
きべんのきりくちから
ちがながれて
とまらない
みつめることはできるが
うごくことはできない
とおくのみかづきが
だぶってみえる
わたしのめでは
もうくっきりとみられない
おもいでがあふれて
こぼれだす
へやのゆかが
つかいものにならなくなる
いきていきたいひとが
しにたいひとをひはんする
ひはんにあたいする
とおもう
はるのくうきは
あたたかくて
にんげんのあたまをひやせない
まんかいのさくらとともに
ちるのだけは
さけたいものだ
せめて
つきのでていないよるに
できれば
まちのくらがりで
いっしゅんのひかりをはなち
きえさりたいもの
中学校の時、社会の授業で、アフリカ大陸だったと覆いますが、ある国の人々の生活のことを学びました。
返信削除その国は貧しく、食べ物も不足しているし、衛生状態が悪く、病気で死ぬ人も多かったと思います。毎日、今日を生き延びられるだけでも感謝、というような生活だったと思います。
教科書には書いていなかったと思いますが、社会の先生が、
「この人たちは、とても幸せなんだ」と私たちに教えました。
私は、毎日死にそうな日々なのに、とても幸せであるとは思えませんでした。私が、こたつに入って、おもしろいテレビをみているとき、その人たちは、ぼろぼろの服を着て、テレビなど到底なく、お腹をすかせているのです。
先生は、「毎日生きていることに感謝している」と話をしていましたが、当時の私には、まったくわかりませんでした。
いま、それから、ずいぶん月日がたちましたが、
ようやく少しわかるような気がします。
人の幸せは、他人からははかれません。
何不自由のなさそうな人が、不幸せであったり、
沢山の制約を抱えている人が幸せだったり
この詩の人が一生懸命生きていることに、感動しました。
ももさんへ
返信削除コメントありがとうございます。感情の起伏さえコントロールしようとしているのが現代文明社会の罪なのではないでしょうか。コントロールされまいとするのが命のすごいところだと思います。自分にさえコントロール出来ない命。意志の及ばないもの。命そのものとつき合えると、幸せなのでしょう。
ももさんのコメントに気付かされました。