いつまでも
ここにすわっていたい
この席に
いまは
駅前の
クリスマスのイルミネーションを借景に
珈琲の香りが漂い
ほどよく賑わっている
今ふうのカフェだが
まわりのひとが
すべていなくなり
たてものに蜘蛛の巣が張り巡らされ
壁は剥げ落ち窓は割れ
寒風が吹きこんでも
街が廃墟となり
行き交うひとが皆無となっても
私は
この席に
すわっていたい
私の思いは
強く不変であるに違いない
私はいたい場所に
いたい
それが私の抵抗だから
それが私がいる意味だから
いつまでも座っていたいその席はたまたま見つけただけの落ち着ける場所。
返信削除道標を持たないなたは新な場所を警戒してるのかな。。。だけどその「居 たい場所」にはいつまでも留まってはいたくないでしょう?
本当の居場所を探している自分に抵抗しているのでしょうか