2013年12月3日火曜日

無題の日々



行くところがないから
行きたくない方角を避けて歩いた

落ち着く場所がないから
好きな本を開いては
その中に入っていった

愛するひとがいないから
すれ違うひとが「そのひと」かどうか
確かめながら歩いた

守りたいひとはいたが
その力はないから
ただ守られていた

神様は見えなかったが
神様はきっと
視線を合わせるのが苦手なのだ

と 思うことにした

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2013年12月4日 2:08

    傷つかないように壁づたいに歩いていても心は強くなれないよ~
    何もしないことは苦しく心が重たいね
    何もできない自分を思い知るから

    「そう思うことにした」なんて言わないで
    一生懸命でいれなくなるから
    神様が見えないのはきっとキミの後ろでそっと背中押そうとしてるからかも
    だから視線があわないんだね

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