2012年12月8日土曜日

中心のこころ

体にピンを刺すと
痛いけれど
どこが中心かが
わかってくる

ピンを刺した場所と
心が通信していると
そのことをここに書いている自分が
主張し始める

胸に手を当てても
そこに心の気配はしない

頭の中から
心はここにあると
信号が発せられ
また同じ場所に戻ってくる

心にピンを刺すと
そこから血が出て
辺りを浸す

血は乾いて
かぴかぴになり
心を守ろうとする

私は裸の心に
ぶかぶかの服を着せて
外に連れ出そうとする

パンツが落ちると
心は
中心を隠そうとして
心の中心の中心があることに
みんなは気づいてしまう

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2012年12月9日 22:26

    心は自由奔放に動き回るから、自分はそれに追い付けない。
    心が傷ついてもブカブカの服を着せたら外からはみえない。一生懸命隠そうとしても自分はお見通しなんですね。ありのまま、素直でいられたら隠さなくてすむのにね。

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