2012年12月10日月曜日

淀んだ風

あのとき殴られた左の頬
長い年月が経ち
いま
殴って欲しい右の頬

あのひとがなぜ殴ったのかは
いまよりも
あのときの自分の方が
きちんとよく知っていた

長いものに巻かれ
夢を忘れることさえ正当化することを覚えた私に
あのときの
あのひとのことはわからない

いま
子どもたちは
殴ってさえもらえない
大人になってから頬に
淀んだ風が中るだけだろう

1 件のコメント:

  1. 今やらなくちゃいけないこと分かっているのに、自分が楽な道を選んできてしまんですね。私自身、出来なかったことや気力を無くしてしまったことを正当化というより、自分を誤魔化しながら生きてきて、だからいつも達成感がなくてその場をうまくしのいできた。100%出しきる勇気もなく、ぬるい空気の中で自己嫌悪に陥り。。。こんな大人だから子供たちに偉そうなこと言えないですね。
    他人の目を気にせず自分の信念を貫き通せる「勇気」がほしいです。

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