2012年12月14日金曜日

素敵なおじいちゃん

素敵なおじいちゃん
愉快で
おもしろくて
ちょっとだけひねくれていて
人を驚ろかすのが好き

一人っ子の風体を後姿に感じさせながら
わき目も振らず何かに打ち込む
それはいつからの癖?

今までしてきた仕事が
おじいちゃんの信念を裏打ちして
つよく押し出す

おじいちゃんが遠慮なく言うことが
世の中を楽しませることだと感じるから
無用な遠慮もしなければ
させないようにも気を遣う

長い間
いろんなところにでかけて仕事をしてきたから
いまや世界一の物知りだと言っても
否定する人はいない

おじいちゃんは
新しいものを作っては惜しげもなく人々に見せる

おじいちゃんがした仕事は
世界中に広がり
たくさんの人を喜ばせた
そのせいで
おじいちゃんは
たくさんの人から愛されている

おじいちゃんは
年をとった
死ぬのが楽しみだという
おじいちゃんにとっても
死は初体験のことだろうから

その新しい経験が
気分よく
できますように

みんなが願っています
誕生日の日に
あなたのことを目蓋に思い浮かべながら




12月15日は谷川俊太郎さんの誕生日です

 毎年、誕生日のお祝いのつもりで詩を書いています マツザキヨシユキ

 去年の詩はこちらです↓
http://miraisousaku.blogspot.jp/2011/12/blog-post_14.html?spref=twv

1 件のコメント:

  1. 天性とはこういうものなのでしょうか。

    純真な子供を見つめるような眼差しで書かれているように思いました。

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