泥棒除けのため
鉄格子がはめられた
大きな窓の小さな部屋は
いつも埃だらけ
毎朝毎晩掃除しても
直ぐに石の床や机の天板はザラザラになってしまう
ベッドはきっと埃を吸い込んで飽和状態だろう
週に一度のシーツ交換では間に合わない
乾燥と大気汚染がそれに輪をかけ
眠る時は縮こまり息を殺して眠る
部屋は暗いため
照明スタンドを三つ買ってきて
設置した
インターネット
スカイプをつなぎ
外の世界と交信する
部屋にはキッチンやシャワールームはなく
食事は外から買ってこなくてはならない
クローゼットの扉は壊れていて閉まらない
洗濯は洗濯店まで出しにいく
テレビの冷蔵庫もない
窓を開けても
星は見えず
街路灯があるだけ
だけど
素敵な自分の部屋
自由と夢が詰まっている
その中に
自分も詰め込んでいた
手触りまで伝わってきそうです^^;
返信削除その部屋に詰まっていた、自由と夢。
今は、あなたの中に詰まっていたらいいな。
私が18歳のとき。ゆれる部屋で暮らしていた。
返信削除バスやトラックが、部屋の前の坂道を登ったり下ったりするたびに
部屋やゆれ、壁や天井から粉が落ちた。
それでも、夢がいっぱい詰まっていた。
きっと北京の部屋のように。
誰もがそんな部屋を持てるはず。引越ししてでも、持った方がいいとおもう。
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