2013年10月1日火曜日

夜風の小径の垣根

夜風 夜風
よるのかぜ
お前はたぶん
ただひとりの
友だちだ

小径 小径
頼りない細道
私を抱きしめてくれる
その草の香りの
ふところ

垣根 垣根
昔からある垣根
浮いた言葉はじいて
透き通った
光を映すのか

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2013年10月2日 0:20

    どうしようもないとき
    あてがあるわけでもなく
    何か答えを見つけるわけでもなく
    風に吹かれて
    星空を見上げたい時があります。
    やるせない詩ですね。

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