自分で生きようとしている
私も同じだ
世界もまた
あなたや私を
生かそうとしている
そのような
誰も語ろうとしなくなってしまった
古びた合意が
夜の町にあふれて
ひっそりと佇んでいる
あなたは時どき
その傍らに立って
手招きをする
そこに
引き寄せられるのは
見慣れた普段着の言葉たちだ
これから
詩に仕立てられるのだ
クリスマスが近づいているのに
あなたはいつもと同じ様子だ
むしろ
次の季節の中に入っていこうとしている
あなたは
あなたが作った
クリスマスのことを
思い出す
ワインが招いた
酔いが静かに
迎えにくきている
ちょっと待って!
あなたは
外に向い
声をあげて告げた
あなたの
玄関で待っていたのは
月が落とした影
それは美しい
客人だった
ーーー
谷川俊太郎さんの誕生日に
ハガキを書いてたら、
返信削除うっこり寝るタイミングを失って大慌て。
谷川さんに『おめでとうございます』と
声なき声を置いて就寝★→
おやすみ、世界。
今日は、俊太郎さんのお誕生日。
返信削除こちらは、暖かな日差しに包まれています。
宇宙を感じさせる詩の数々は、
孤独と向き合う勇気を与えてくれますね。
クリスマスが近付く度、幼い頃を思い出します。
ツリーを初めて買ってもらったときの嬉しさ、
サンタクロースを疑い始めたときのことetc.
忙しくて、ゆっくり味わうことが出来なくても、
やっぱり、大好きなイベントに変わりありません。
大好きです^^
返信削除「クリスマスが近づいているのに
あなたはいつもと同じ様子だ」たぶん谷川さんはサンタクロースにそっくりね(笑)
詩で誘った、みんなさんは客人になりました^^
楽しく、美しい言葉が私たちのまわりを流れて行くのが見えるようですね。
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