2010年9月10日金曜日

さよならを言いなさい
きみの大事なものに いますぐ
きみがそれらのものとともに
生きていくことはだれも認めない
きみは自分の意志をすてなさい
その愚痴のような意志は
誰の何の役にもたたない
詩でなく散文で語りなさい
きみの韻律は人の心を揺らさない
きみは部屋から出て行きなさい
きみの汗は雨でなきゃ洗われない
枯れた木が杖として使われるように
道端に転がりなさい

窓の外で誰かが言った
窓を開けると嵐が立っていた

2 件のコメント:

  1. じゃじゃ丸2010年9月13日 0:32

    何かを捨てなきゃいけないときは、
    生まれ変わるチャンス。
    示唆してくれている嵐さんは救世主に見える。

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  2. 自分だけの世界に入り込んでいると気づいたら、それは誰かがどこかから忠告してくれたから気づいたんだと思うことがあります。生まれ変わるには、自分と苦しい格闘をしなければなりませんね。

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