2012年6月20日水曜日

召される気配に

神様、まだ、生きていて、いいですか?
まだ、死にたくない、
死ぬ準備が、できていないのです、
見ていてください、
私が、いいと思う、その、タイミングまで、
見守って、いて、ください、

きっと、人の役にたつこと、しますから、
自然を、大事にしますから、
うそをつかないように、気をつけますから、
悪いこと、しません、
でも、ちょっとだけ、大目に見てくだいね、

神様、私は、なんのために、生まれてきたのか、
まだ、知りません
いつも、心が沈んで暗いとき、考えていました、
でも、答えは、あるのでしょうか、
私にわかるような、都合のいい、答えが、

そしてこの街には、きょうも、夜が、やってきます、
昨日の台風は、湿気を残して、去って、
いまは要塞の見張りのような、塔が、見下ろして、います、
薄暗闇が、街のディテールを、隠し、
私の目は、光を反射して、
キッと、光ることでしょう

あっ、獲物は、狙っていません、
狙って、いない、
ただ、私は、何かを手に入れたい、らしいのです、
それは、悪いこと、ではない、
むしろ、大事なことです、
だけれど、何を、どうやって、手に入れたらいいのか、
迷うばかりで、わかりません、

時間は、あるのでしょうか、
いつ打ち切られるか、知らされないまま、
私は、まだ、続けたいと望んでいます、

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