2013年1月22日火曜日

雪の終わり

雪が降っている
絶え間なく降っている
だか真実は
雪は降らされている
黙り込んだ人の心の中で生まれた
硬い雲が弾けて
世界を冷やし痛みをやわらげようとして
降らされているのだ

雪を降らす者の姿を見た者はいないが
寂しい人々によって語られてはいるが

雪は降らされ
積もらされている
その終わりは未だに計り知れない
その始まりは過去のことだが
その終わりの姿を過去に探す者もいるから

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2013年1月22日 17:42

    頑なに閉ざされた心の扉に隙間を見つけられないから
    雪はそこに積もることができないでいる。

    寂しい人の心を硬くした過去からやって来たГ時」というものは、どんな形であるにせよその痕跡を残して行く。

    柔かな痕跡だと、きっと雪もフワッと包むように降り、綿菓子のように溶けてゆくに違いない。

    氷より冷たく硬くなった心の人に出会ったら、雪は諦めて
    おわらせてしまうかもしれない。

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