2011年8月20日土曜日

かっこいい

かっこをつけて生きてきた「きみ」が
かっこつけていることに疲れて
裸で生きていきたいという

僕は
「世間では
裸は目立ちすぎるので
外出するときは
服を着たら」

かっこをつけて言う

だが
内実は
そうではなく
長年
服を着ないでいい気になって
外を歩いた僕は
人々に注意されて
いよいよそれができなくなってしまったのだ

だから
「きみ」が裸で外を歩くのに乗じて
「僕」も一緒に歩きたいのだ

かっこつけないで
かっこよく


2 件のコメント:

  1. ハダカの王様も、
    ハダカに気づいて、
    カッコつけなくなって
    ひとまわりして、あえてハダカなのは、
    カッコイイですね。

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  2. マツザキヨシユキ2011年8月26日 0:59

    この詩は「かっこいい」詩を書いて、というリクエストにお答えして書きました、はい。違っていたらすみません。たぶん違っています。

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