2011年8月21日日曜日

微かな光に

古い木の家の
破れた壁を塞ぎ
朽ちかけた柱を補強して
箒で床を掃いた

屋根に溜まった木の葉を下ろして
木ぎれと一緒に焚き火をした

ほかに
なにが必要だったのか
思い出せない

乾き始めた風の向こうに
いつのものともつかない
笑顔が見える

その人と別れてしまったのか
まだ出逢っていないのか
はっきりしない

わたしは
欲しいものを手にするために
生きてきたが
欲しいものは
わたしが持っていなくてもいいものばかりだった

だからわたしは
なにかに欲されたいと願った
この世界が
わたしを爪弾きにせず
受けとってくれることを願った

誰かが
受け渡してくれるのなら
すべてを委ねたい

2 件のコメント:

  1. あなたは、とても大切な人。
    あなたの存在に、救われている人がいる。
    あなたが大切にしているものを、一緒に大切だと思う人がいる。
    あなたが気がついていないだけ。

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  2. マツザキヨシユキ2011年8月26日 0:56

    欲望だけで生きて行くのはダメなんだ。欲望は姓名の感覚を破壊してしまうんだ。そんな映画を観てかいたのがこれ。

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