バス停から
遠回りに
5分ほど歩いて
何も貼っていない
掲示板の横を通り過ぎ
風さえ立ち止まる
小さな交差点を過ぎると
あなたの家がある
冬の日にはやさしく揺れ
春の日には
笑い声が漏れ
夏の夜には
静かに月の光が
高い窓をノックする
その家に
訪れるごとに
あなたは成長し
僕は少年の日を思い出し
ふたりで悲しみを握りしめて
結晶にして遊んだ
その結晶を砕いて
岩塩の代わりに目玉焼きにふりかけ
フォークとナイフで気取って食べる
サラダと一緒に
お日様の味と
ひよこの味と
海の味と
血の味が混じっている
向き合って
座ってたべる
僕たちに
聴こえるはずもない
バスの音が聞こえる
次は、秋に訪れるのでしょうか?
返信削除その目玉焼きは深い味がして、美味しそうですね。
今日も、ごちそうさまでした^^
気心知れたあなたと食べる目玉焼きはおいしい。
返信削除いつ怒り出すか、いつ笑うのか、
どうしたら楽しいか、みんな知ってるから。
目玉焼きの黄色に、どんな思い出がありますか。お日様のような、ひよこのような。口の中で広がる味にはかすかに海の味、血の味。栄養がありそうで、値段は安上がりで…。目玉焼きのことを考えると、懐かしさが湧いてくるのは、何故だろう。
返信削除目玉焼きは、どんな時にも
返信削除味方でいてくれた。。。
小学1、2年のとき、友達が焼いてくれた目玉焼きの、
返信削除美味しかったこと。
同い年の友達が、とても大人に見えたのを思い出します。
卵を見ると ひよこの目を想像して食べたくないとないた記憶があります。でも怒られるので目をつむって食べた記憶があります。
返信削除今は平気で食べています。生き物を食べることの意味を感じました。