2014年4月6日日曜日

記念日

死にたくなるような日々の数々も

日差しに暖められて起こされた沈みゆく朝も

絶望を一人で抱えたような顔して

さまよっている午後も

かたときも離れずきみを守ってきたもの

それがどこから来たのか

きみはしらないまま生きている

轟音とともにきみの脇を走り去ってゆくダンプ

カミソリの刃がスッと血の線を引く

きょうは記念日

きみと私がきょうを生き抜いた

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2014年4月7日 0:45

    明日の朝になればまた新しく生まれ、
    一日一日が新しい自分の始まり
    だから毎日が記念日

    返信削除