いっせいに砲撃しようと狙っている
きみを愛するものから引き離したものに向けて
きみは甘い吐息の毒よりも効き目があると信じるその砲弾を
打ちこもうとしている
砲弾は飛んでゆくだろう
きみを愛するものから引き離したものに向けて
甘い吐息の毒を微かにまとって
きみは得意になっている
それはきみの素晴しいところだ
砲弾など何の役にも立たないことを
疑おうとはしない
衝撃を吸収する肉体のほうが
どれほど敵を殲滅するのに役立つことか
きみは頓着ない
いっせいに砲撃しようと狙っている
時は文字盤の上で刻む
きみの時は少しずれているのか
たまに早くなったり
止まってみえるのだけれど
したたかに生きるって
返信削除精一杯の強がりなんだよね