2014年4月15日火曜日

俯いたままでいいから

これから死ぬまで
過去だけで生きていける
彼女はそう思ったが
梢で渦巻く風は違うよと言った

思い出の中の私は
眩しいほどに輝いている
息を殺して感じていたが
石畳の靴音は知らん顔した

明日も私は
途方に暮れているだろう
だが思わぬ幸運が
彼女に飛びつこうとしていた

だから
少し早起きして
身支度をして
好きだった場所に
歩いて行くんだ
俯(うつむ)いたままでいいから

2 件のコメント:

  1. 好きだった場所((o(^∇^)o))~♪いい響き~♪
    もう訪れることはないだろう
    だいすきな木苺の森。
    未来の木苺の森に、行かなくちゃ\(^o^)/~♪~♪
    ランラン~♪

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  2. 中村ゆき子2014年4月16日 17:21

    思い出に浸ってると
    いい気持ちになれるね。
    でもいい気持ちに浸ってると
    中毒になるよ。
    過去はそろそろ絶ちきらなきゃね。
    好きだった場所に着いたら
    顔をあげようね。

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