2013年8月3日土曜日

夢の重さ 〜イクノさんへ〜


こんにちは イクノさん
あのとき書いて以来
ずっと登場させることがなかったけれど
あなたはいまも
高校生ですか

わたしは
あの当時の夢をいくつか叶えて
そのあとまた新しい夢を持って
それもいくつか叶えました

けれども
それらの夢は夜空に星座の輪郭だけを残して失われ
私はいままた
切符の燃えかすを手に
あなたがいたあの頃のように
新しい夢を叶えるための第一歩を
踏み出そうとしています

イクノさん
あなたはかつて私の詩の中で
「イクノ」と呼び捨てにされていました
そしてあなたは
黒板に書かれたメッセージの1行の中にいたに過ぎませんでした
それでも
わたしは初めていまあなたに向かって言いたいのです

私が見る夢はどんなものかは分からないでしょうが
大空の天秤のうえに名前の重さだけを載せて
その反対側の夢と重さを釣り合わせ
ゆらゆらと揺れていてほしいのです

私の夢が重くなりすぎないように
そして
夢にとって大事なのは重さではないと
そこから常に教えてくれるように

1 件のコメント:

  1. 中村ゆき子2013年8月3日 23:39

    天秤から
    名前を蹴落としてしまえば
    夢の重さなんか
    気にしないですむのに

    天秤で
    ゆらゆらバランスとって
    揺れてるだけじゃ
    前には進まない

    どっちかが重すぎて
    カターンって
    バランス崩れたところからが
    新しい夢への
    第一歩だとおもう

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