夜のあいだに
月が(または星が? だれかが)魔法をかけたのでしょうか
朝
外へ出ると
いつもとおなじ景色なのに
いつもとちがう感じがしました
(でも
そのことは誰にも
話しませんでした)
こんなことは
いままでに(わすれたころになると)
何度もあったのです
そのせいで
こんなことがあると
なつかしい気がします
「なつかしさ」は
やがて
なつかしい香りを運んできます
私たちを包むために
そして
包まれた私たちは
ひとつになります
そのことに
私は気づきましたが
まわりのみんなは
気づいているのでしょうか
朧気なあなたの中の心象風景は
返信削除過去の潜在意識の不協和音という曖昧な
心地よさの中で
生きているような感じがします。