自転車をこぐ音は
きみがやってくる音
背中から近づいて
すぐ脇を追い越していく
空から小鳥が
眺めていたって
教室の窓から見える
通学路の並木道
なんど通ったのだろう
きみのこと追いかけるように
窓から小鳥が
歌っていたって
この町の空の上
風とともに
季節は巡り
きみはここを出て行く
空から小鳥が
眺めていたって
小さい私たちの
大きな未来
仰ぎ見れば
涙の向こう
滲んで見えている
青空
爽やかで、どこか切ない詩ですね。
返信削除懐かしい気持ちになりました。
澄んだ青空が、目の前に広がるようです。
小鳥は何も言わないけど
返信削除みんなわかってて
寂しい人の前でおどけてみたり
美しい羽を広げて見せてくれたりするのかなぁ