2012年8月19日日曜日

初めての匂い

この空気の匂いは
あの時と同じ
初めてここにきた時に胸に吸い込んだ
いい匂い

それは未来の希望そのもの
太陽が照りつけても
雨が降り続けても
なくなることなく
胸に芳っていた

だが
何時の間にか忘れてしまっていた
その匂い

いま
突如その匂いと再会し
目の前に
希望の後姿が現れた
希望の顔が見たかったら
追い越して
振り返らなくてはならない

一からやり直しだが
初めてやるのと変わらない

その匂いに誘われて
そわそわ
何もかもを
始めようとする

知らない土地を訪れた
歳若い旅人のように

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