2012年8月23日木曜日

小さい家にキレイなものが程よくあります



詩人が夏の間暮らしている
小さい家には
キレイなものが
ほどよくあります

小さい家なので
沢山おいておくことはできないから

誰が作ったものなのでしょう
作者の名前などなくても
キレイなものはキレイです

名前を背負わない心地よさで
輝いています


自分が輝いているのではありません
太陽が輝き
空の明るさを透過させるときに
そのお裾分けで輝いているのです

詩人はその
キレイを見て
時には 触ってみて
それを詩にしてしまうのでしょうか

詩にならなくても
ただそのままでもキレイな言葉で



(2012-08-18 撮影/マツザキヨシユキ) 

2 件のコメント:

  1. 詩人の笑い顔は想像した通り、少年のようです。

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  2. 中村ゆき子2012年12月17日 2:14

    キレイに見えるのはあなたの心がキレイだからだよ。

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