2010年12月18日土曜日

夜の空気

窓から入ってくる
月の灯りは
太陽から君への心遣い

闇の中に放りだされても
君は完全な独りきりにはならない

スピーカーから音楽を流し
本のページをめくれば
別の世界がハンモックのように
用意されている

君の想いを吸い込む夜気が
空のなかでシンとしている

2 件のコメント:

  1. 最近マツザキさんの詩がロマンチックですね。
    太陽からの心遣いなんて、素敵です。

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  2. その表見は自分でも結構気にいっているのですよ。

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