2013年11月9日土曜日

どこで 何をして

日向になった場所に
猫は移動して
いい思い出ばかりを思い出す

鳥は
過去を振り返ることなく
未来さえも見詰めずに
風を切り 風に乗り
いま 世界を見下ろしている

緑をまとったこんもりした森は
空に伸びていくと見せかけて
地中深く根を伸ばしている
夜の間も 脈々と

いったい私は
どこで
何をして 生きていったら
いいのだろう

地球は
私たちの重さをその星の命で
受け止めている

乗りかかった舟ではない
生まれるまえから
死んだ後もずっと
一緒なのだ 一体なのだ

蝉が言っていた
地面の下にいたときは
空にあこがれ
空を僅かに飛んだとき
地面の下の命に
恋をしたのだと

3 件のコメント:

  1. いーぢゃないですか(笑)
    素敵♪

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  2. 季節が過ぎると、懐かしく、過ぎた季節に
    恋焦がれ、(*´ー`*)切ない~♪
    ううう~地球は、人間も動植物も
    大好きだよ~♪うちらみんな星の生物(*´∀`)♪ウフフ

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  3. 中村ゆき子2013年11月9日 20:53

    ひとは、時々過ぎ去ったことや、自分にないものに引きずられることがあるね。
    自分が選ばなかった方が
    キラキラして見えたり。
    でも自分が選択した中での出会いは
    偶然ではなく求め引き寄せられた必然。
    この一瞬一瞬を大切に。。。

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